挨拶
どうもこんにちは。RALOです。本日2023年10月4日、ポケモン公式よりこのような告知がありました。
https://x.com/Pokemon_cojp/status/1709418157692375118?s=20
ようやくすると2024年の4月に3DSのオンラインサービスが終了するとのことでそれに伴い3DS各ポケモンソフトのオンラインサービスも終了するとのことです。
これによってトリプルバトルのオンライン対戦が完全に終了し、今後対人でトリプルバトルを行うにはオフラインしかなくなりました。
さて、今回はそのことを受けて個人的にトリプルバトルの楽しさや思い出等を語って行きたいです。
それとこんな感じの物々しいタイトルではありますが先達をリスペクトしただけであり別に公式に物申したいとかそういうわけではないことは明記しておきます。
トリプルバトルとは
ところでこれを読んでいるあなた、そうそこのあなたです。
ぶっちゃけトリプルバトルって知ってますか?
トリプルバトルとはお互いが場に3体ずつポケモンを出して戦うルール。兄弟分のローテーションバトルと共にBWから始まり、SM以降「2023年10月4日現在」廃止されているルールです。場に三体いることによって実現されるド派手なギミック、他のルールではあまり見ないポケモン、手に汗握るスタンパ同士の熱い対決……などなど、さまざまなドラマを産んできました。
さて、ここらで世間一般でのトリプルバトルの風評を見ていきましょう
- すぐ味方を殴る
- なんか低レベルが強いらしい
- よくわからない
- 1vs1vs1のルールだと思ってた
- てかトリプルって何?
とまあこんなところでやたらと小難しいというか特殊なルールとしてローテともども敬遠され、人口難の不人気ルールとなり廃止にいたったわけですが……
確かにトリプルバトルにはマークーダや低レベルカポエラー等々、意図的にレベルを下げたポケモンも他のルールに比べれば多く、チェリムやカポエラーなど、他のルールではあまり見かけないポケモンも多いです。ですが、言い換えれば彼らは「トリプルバトルで強いポケモンだから」使われているに過ぎないと思います。実際、トリプルバトルではポリゴン2やガブリアス、カバルドン、グライオンなどシングル/ダブルで強いポケモンは決してメジャーとは言えず、彼らが使われていないのは端的に、「トリプルバトルで強くない(適性がない)」からです。実際、環境の中心にいたのはランドロスやニンフィア、ガルーラやファイアローなど「トリプルでも強い」ポケモンたちです。
まあ早い話がトリプルバトルは「トリプルバトルで強いポケモン」が強いルールであってそこの事情は他のルールと変わらないということです。
私とトリプルバトル
さて、ここいらで私のトリプルでの遍歴を語っていきたいと思います。
私は2022年2月よりトリプルバトルを始めました。いわゆる「令和トリプル勢」というやつです。最初に作ったパーティーは「バンギラス/ドリュウズ/ボーマンダ/モロバレル/ハリテヤマ/ウインディ」の6体であったと記憶しています。その後、初めてのオリジナル構築を作成。
その後はアンノーンを掴まされたり、ドリュウズに鉄球を持たせたり、他所のサイトにトリプルの勧誘記事を寄稿したり、トリプルバトルやるためだけに大阪まで夜行バスでいったり、レディアンにマッハパンチさせたり、オフ会での仕様構築の記事を1ヶ月遅れで書いたり、自分で大会を開いたり、診断トリプルの大会に出たり、ポケモンはレベルが高い方が強いと主張したり、ガチャトリプルの大会に出たり、SVトリプルシーズン1で最終一位を勝ち取ったり、またオフ会に行ったり、今度はその記事を4ヶ月遅れで出したり……
とまあ、webに文書ベースで残っているのだとこの辺りです。X(旧twitter)へのポスト(ツイート)やDiscordでの活動、BV鑑賞会へ送ったものなどもあります。
この一年半でそれなりにトリプルバトルを楽しみ、多くの出会い、そして別れを経験しました。
オンラインサービス終了を受けて
まあ、僕個人としてはなんやかんや文句言いつつSVダブルも普通に好きですし、別にポケモンから離れる気はないですが現時点でも何人かのトリプル勢から「ORASできなくなったらもうポケモンやらないかもな」とか「Switch持ってないんだよな」みたいな話が聞こえてきて少し侘しい気持ちになっています。
いつもならここで「某氏が石鹸食べてからちょうど7年で発表されたからこれはトリプル復活の伏線!!」とか「3DSオンラインサービス終了は3DSのネット回線を使って国民の生命データを集めるディープステートへの偉大なる反抗だ!!」とかいうところですが今回はことがことなのちょっと真面目に考えを書きます。
残りの期間どうするか
まあこれですけど普通に楽しめばそれでいいと思います。というか決まったことに今更ぐちぐち言っても変わりませんし。強いていうのならば少しでも多くの記録を残すことですかね。文章でも動画でも、一つでも多く形として残るものを残すことが重要だと思います。
少しでも正しい形で未来に「確かにトリプルバトルは3DSのオンラインサービスの終了の1秒前まで続いていた」という事実を残すことで結果として未来でのトリプルバトルの復活への希望を残すことになると思います。
現在でも過去作について説明された文章や動画には大いに実態と異なるものが説明されているものが散見されます。こういったものは正しい事実認識を妨げ、結果として「トリプルバトルは本当に超少数の変態たちが頭のおかしいことをしていた」みたいな認識になってしまうこともあるかもしれません。
まあ要するに、「トリプルバトルに対する正しい認識を受け継いでいこう」ということです。
サービス終了後のトリプルバトル
しばらくはオフ会などでの対戦がメインになっていくと思います。僕の私生活が落ち着いたら大きなオフ会でなくとも数人で週末に集まってトリプルやるくらいのことでも積極的に開いてみたいと思いますし、僕自身もトリプルのオフ会を見つけたら行けたら行きたい(是非とも行きたいという意味)と思っています。ただなにぶん参加のハードルも高く、新しく参入する人も減ってしまうとは思います。特に地方の人なんかは大変だと思います。
もちろん理想は最新作でトリプルバトルができるようになることではありますが正直現状すぐに復活するとは思えません。しかし、小さくともトリプルの火を絶やさずに残していくことには意味があると思っています。是非、オンラインサービス終了後もコミュニティが残ってほしいと思っています。
トリプル復活のためには
個人的に最も危惧していることはトリプルフリーというある意味物質的な「場」が失われていくことよりも、そこで築かれたコミュニティーや知識が失われていくことにあります。
形あるものはいずれ無くなっていくわけで10年も20年も3DSのネット回線を続けられるとは最初から思わずにトリプルバトルを始めましたので。ただ、僕自身まだまだトリプル復活を諦めてはいません。やはり復活には先ほども述べたように
- トリプルバトルの正しい知識を残す
- コミュニティを残して細々でも火を繋ぐ
が大切だと思います。あとはいずれトリプル狂いの新入社員がゲームフリークに入るように神頼みくらいですかね。いつか復活した時に新しいトリプル勢たちと共にトリプルバトルができるのを楽しみにしています。
最後に
個人的にはトリプル界隈でさまざまな経験をさせてもらいました。初めて構築記事を書いたり、初めてオフ会に行ってみたり、自分で大会を主催した時にはいろいろなことを学べたと思っています。
まあ、ポジティブに考えればこの半年のうちに何かいい知らせがあるかもしれないですし、限られた時間の中でできるだけ楽しむことが重要だと思います。そもそも僕は終わるのは「トリプルフリー」であって「トリプルバトル」ではないと思っているので。
それではこの記事は防水ケースに入れてダムに沈む村の一角に埋めておきます。いつかまた皆がトリプル新都心に集まった時に放水後のダムにこの記事を探しに行けるように願って……
著者
RALO_イーロンマスク最高!!X最高 (@RALO_Arcanine) / X