目次
・？？？
・前書き・構築経緯
・個別解説
・ルンパッパ
・クチート
・使用感
・てんとう虫について
・後書き
[？？？]
<「何度も言わせるな。お前はこのパーティーを追放だ。」
<「ちょっと待ってくれ。」
\ﾄﾞﾝ/
<「いい加減にしろ！！お前の代わりはもう見つかってるんだよ！！」
<「どうも。」
<「今までみんなを助けてきたじゃないか！！こんなのあんまりだろ！！」
<「お前はこのパーティーで雨以外とのシナジーはなくしかも先制技への耐性も皆無…お前みたいなのははっきり言って足手まといなんだよ！！」
<「………クソ！！」
<「は〜グドラはいつもハブられててかわいそうっフィね〜。さ、僕は今日もクチートちゃんに威張ってくるっフィか〜。」
<「ああ、それとクレッフィ、お前も追放だ。」
<「…………え？」
<「何度も言わせるなクソ鍵。お前もこのパーティーをクビだ。」
<「ちょっと待つっフィ！これあれだっフィ。補助職を蔑ろにして落ちぶれるパーティーの流れだっフィ。非常に良くないやつだっフィ。」
<「ああ、それなら大丈夫だ。新しく入るやつもサポート要員だから。」
<「6世代で自分以上のサポートをできるポケモンなんていないっフィ！！目を覚ますっフィ！！」
<「こいつだ。」
<「あ、どうも。」
<「いや流石に納得いかないっフィ！！」
\ﾄﾞﾝ/
<「いい加減にしろ！！お前は知らなかったかもしれないけど俺たちは全員お前のことが嫌いだったんだよ！！」
<「ルンパはお前みたいな陰気なのがいると踊りが下手になるってよく言ってたよ。」
<「ルンパが！？いやそんなはずはないっフィ…」
<「クチートはお前に威張られるのがずっと嫌だってよくゴチルゼルに泣きついていたよ。」
<「そんな…クチートちゃんまで…」
<「わかっただろ？お前はもうこのパーティーには不要なんだ。早く俺たちの前から消えてくれ。」
<「そんな……わかったよ！そんなに俺が嫌いなら出てってやるっフィ！！どうなっても知らないっフィ！！」
<「と、いうわけだ。これから頼むぞオムスター、レディアン。」
<(なんなんだこの茶番…)
[前書き・構築経緯]
こっから本文です。上の茶番はやりたかっただけです。
てな訳でまあ、INCが終わった後にみんなからクソモンを募集したところ某氏の口車に乗せられ合計種族値がポニータとかムウマより低いてんとう虫を使うことになりました。後述しますが最初は砂と組ませて使っていましたがそっちがあまりしっくりこなかったため新たに相方を探したところオムスターと出会いオムスター軸の雨パを組むことに。
①とりあえずコンセプトなのでレディアンとオムスター、それと6世代では唯一の雨要因であるニョロトノが確定。
②ところでこいつらどうやってニンフィア倒すの…あ、せやクチート入れてどうにかしよう。
③クチートってことでトリル持ち、かげふみで天候の奪い合いや滅びと相性の良いゴチルゼル(レディアンも滅びとのシナジーがある。)。
④猫要因として色々便利でオムスターの上から手動雨もできるルンパッパ
ということで上の6体の構築の関係。気が付いたら雨ほろびからグドラとクレッフィが追放されてました。
[個別解説]
H-B：A-1陽気メガガルーラの捨て身タックル確定耐え(バコウ込みで意地アローのブレバも耐える)
D-あまり
S-最速メガカメックス抜き
みなさん大好きてんとう虫。この子については後々詳しく書きますがマッハパンチによるオムスターのサポートとアンコールや壁によるほろびのアシストを行うてんとう虫。本人の耐久の問題もあり両方を通すのは難しかったですが片方をうまく通せればそれだけで状況をひっくり返せる力がありました。前者であればファストガードなども使えるストライク、後者だけであれば悪戯心のバルビート(浮いてはいませんが)などライバルもいますが一体でその双方をちらつかせて状況を見てスイッチできるのは大きな強みでした。アンコールとマッパは確定として残り二つは神秘や威張る、追い風などと色々考えれて楽しかったです。
実はマッハパンチでたすきまで削れたポケモンをちょこちょこ倒していてPGLがあればランキングを相当荒らし回る事になってました。
CS特化
スカーフランドやドーブルを抜くために臆病
本構築の圧倒的エースその１。弱保手助け濁流で相手を薙ぎ払う。
臆病でも控えめグドラよりも火力を出すことができて弱点保険によって更なる圧力をかけることができます。
何よりアローのブレバに耐性を持っている点が素晴らしく、単純にBも高いため先制技での過労死を防ぐこともできます。
技構成に関してはたまに原子の力が欲しくはなりますがこのパーティーなら弱保冷凍ビームでモロバレルを倒せるので冷凍ビームのが合ってると感じました。リザyは後述するルンパッパの雨乞いを絡めて処理していました。
ちょくちょく弱保発動せずに相手を薙ぎ倒す姿を見て「これ珠のが良くない？」ってなってました。
なぜかやたら舐められていて全く警戒されませんでした。
HD特化生意気最遅
普通のニョロトノ。レディアンにアンコールがあるので手助けを持ってもらいましたがまあこの手助けが強かったです。クチートやオムスターといった強力なエースを半減相手にも強引に通すことができ、そこからのほろびも強かったです。
・ルンパッパ
CS特化
個人的になんかうまく使えなかったポケモン。もうちょっと猫騙しを積極的に使っていくべきでした。申し訳程度のリザy対策に雨乞いを仕込んだのですが結構刺さりました。やっぱり天候パには一体早い手動天候要因がいるとだいぶ動きやすくなりますね。
・クチート
勇敢最遅HA特化
普通のトリルクチートにして本構築の絶対的エースその2。めちゃくちゃ強くトリルがなくとも壁を盾に5タテしたりしてました。天候によって火力が変動するオムスターに対して、天候変化に依存しない安定した範囲・単体打点を持っているのが強かったです。
生意気最遅HD特化
トリックルーム・対面操作・いやしの波動でサイクル、ほろびのサポートなどといったことを1人で全部やる便利屋さん。サイコキネシスはモロバレルやハリテヤマなど構築的にきつめな相手への有効な打点となるのでなんやかんや必須の技でした。
[使用感]
無難に雨オムスターやトリルクチートといった強力なエースとほろびの相性が良く、普通に強かったです。マッハパンチでの弱点保険の起動は正直あまり決まらなかったのですが決まればそれだけで盤面をひっくり返すことができ、レディアンも弱保起動だけで終わらない型になっており、色々と面白い動きができました。
欠点としては電気タイプにめちゃくちゃ弱くライコウやサンダーに対してS操作を決められるとほとんどなすすべなくぼこぼこにされてました。
[てんとう虫について]
というわけでレディアンについて。個人的にこのポケモンの強みを上げていくと
・追い風
・浮いてる
・両壁
・神秘の守り(＋早起き)
・アンコール
・(信じられないほど低火力の)マッハパンチによる味方殴り
当たりが挙げられると思っています。ここら辺と比べるライバルとしてはストライクとバルビートが挙げられると思います。それぞれ見てみると
ストライク
・追い風
・浮いてる
・ひかりのかべ(リフレクはなし)
・神秘
・フェイントによるサポート
・最低限の攻撃性能
・真空派での弱保起動
・追い風
・接地してる(一応地面耐性)
・神秘の守り
・アンコール
・†悪戯心†
となります。まあ要するに何が言いたいかというと、「レディアンは別に誰かの劣化というわけでもない」ということです。弱保起動だけが目的ならストライク、アンコールや追い風のサポートだけならバルビートなどライバルになるポケモンは多く、彼らの方が構築を選ばず活躍できるのも事実ですが、複数の軸に対応できる技のレパートリーと(本当に)必要最低限の種族値によって十分戦えるポケモンになっています。
例えば今回の構築であれば「マッパでオムスターの弱保を起動しつつオムスターによる縛りを逃れようと守った相手をアンコールでしばる。」といった動きはレディアン独特のものになります。個人的にはマッハパンチによる弱保起動とその他のサポート技によって状況によってはストライクやバルビートの両方分の仕事をこなすことができるようになります。このような状況は天候エースへの弱保味方殴りという即効性の高い戦術と相性が良く、起動してからサポート、エースの退場後にも壁や追い風、アンコールによって備えられるのはこのポケモンの強みになりうると思いました。
もちろんというべきかポケモンというゲームは基本的に種族値が高い方が強くレディアンのようなポケモンは扱いが難しいのも事実ですがせっかくのフリーなのでレート時代にも焦点の当たることが少なかったポケモン達の開拓も進んでいけば良いなあと思ってます。「合計種族値400以下の虫ポケモンを開拓する会」はいつでも新規会員を募集しています。
[後書き]
色々書いてきましたが個人的にはレディアンは使ってて楽しいしまだまだ可能性を感じるポケモンだと思っているのでまだまだ使っていこうと思ってます。どうにかして鉄の拳を活かせる型作りたいな〜
それではまたよろしくお願いします🐞
著者
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